ワカールでは、
IT製品の操作説明、取り扱い説明に
30年間取り組んできました。
多くの方に“わかりやすい”と言っていただけるように、今も試行錯誤を繰り返しています。
取扱説明書の種類
次のような名称でさまざまな説明書が存在します。
各社によって名称は異なりますが、製品やサービスの操作を優しく説明することを目的にしています。
マニュアルは目的別に次のように分類することがあります。
目的に応じて最適な内容、構成、デザインなどを考える必要があります。
なぜ取扱説明書が必要なのか?
一般にコンピュータが普及し始めて40年ほどが経ちました。とくにマイコンの発達は著しく、小型高性能化されて、あらゆる機器に組み込まれるようになりました。洗濯機から工業機械に至るまで、それまでの単機能な機械が、頭脳を持つIT機器に生まれ変わりました。
複雑な機能を持った機器は、その機能を“見える化”しないとユーザーが使いこなせません。この、機能の“見える化”をサポートするのが取扱説明書です。
取扱説明書の制作
取扱説明書の制作パターンを大別すると、次のようになります。
新規制作
まったく新しい構成、デザイン、原稿での制作
既存のシリーズをベースに新規製品を制作
改訂制作
既存製品のバージョンアップによるマニュアル改訂
既存製品の派生機種のマニュアル制作
●制作上のポイント
ワカールで取扱説明書を制作する場合のポイントをいくつかご紹介します。
ターゲットユーザー像を設定する
すべての人に焦点を当てた説明はできません。中心となるユーザー像を設定して、その層にわかりやすいように構成や展開を考えます。
情報を詰め込み過ぎない
盛り込みたい内容はたくさんあります。しかし、多過ぎる情報はわかりにくさの主因となります。ユーザーにとって本当に必要な情報だけに絞り込みます。
レイアウトはゆったりと
情報を狭いスペースに押し込むと、読む人は息苦しさを感じます。レイアウトはあくまでゆったりと、余裕を持って配置します。
検索性を高める工夫を
必要な情報にたどり着くための検索性は、マニュアルにとって大切な機能です。目次、索引、ツメ、ヘッダー、フッター、参照など検索性を高める設計をします。
●制作プロセス
マニュアルは、次のようなプロセスで制作いたします。
オリエンテーション
対象となる製品やサービスの内容を詳しくお聞きします。
企画・構成・見積
マニュアルの方向性、構成をご提案し、費用について検討します。
制作チーム編成
編集、ライター、イラストレーター、デザイン、校正などスタッフを編成します。
原稿制作、イラストなどコンテンツ制作
仕様書、試作機、β版ソフトなどを元に原稿や図版を制作します。
デザインDTP
原稿、図版をDTPソフトでレイアウトします。
校正
チェック、レビューなどとも呼ばれます。
修正
校正、修正を何度も繰り返して完成度を高めます。
納品