”わかりやすい”マニュアル制作講座
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第29回 【レイアウト】マニュアルのビジュアル化
文章ばかりもマニュアルは、ユーザーに敬遠されますし、情報を理解し難いものです。
ユーザーは、欲しい情報をすぐに手に入れたがっていますから、文章を端から読んでいくより、絵で見て直感的に理解できるほうが目的にかなっています。
情報のビジュアル化は、わかりやすいマニュアルを作る大切な考え方です。
図やイラストなどを効果的に取り入れることが大切です。
フローチャート
いわゆる流れ図は、手順や動作の流れなどを説明する際にとてもよく使われます。
ただ、流れや分岐が複雑になると、本来の目的を損なうケースがよくあります。
ソフト設計時の図をそのまま流用するのではなく、マニュアルの説明として簡潔にしたものを用意しましょう。
構成図
接続図や機器構成なども、図にするとわかりやすい説明の一つです。
全体をひと目で理解させることにも役立ちます。
グラフ
数字などは、文章で説明してもなかなか理解してもらえないケースがありますが、グラフにすると直感的に理解できるケースが良くあります。
ピクト
ピクトグラムは、注意喚起やアイキャッチを目的にした小さな図やイラストです。
「注意」や「参考」など、文字で書くよりピクトを使うことで、読み手に喚起することができます。
キャラクターイラスト
人物などのイラストを添えることがあります。
コンシューマー向けのマニュアルなどでは、キャラクターに説明させることで、身近なイメージを持たせることができます。
株式会社 ワカール