”わかりやすい”マニュアル制作講座
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第28回 【レイアウト】単ページと見開きページ
ページをレイアウトする場合、単ページ構成で作成する場合と、見開きページ構成で作成する場合があります。
DTPソフトでフォーマットを作成する際に、単ページまたは見開きページを指定します。
単ページ
マニュアルをPDFファイルでユーザーに提供するような場合は、単ページ構成で版下を作成します。
印刷でも、左右ページがまったく同じフォーマットの場合は、単ページでレイアウトすることもあります。
単ページでは、ページ余白やヘッダー、フッター位置などがすべてのページで共通になります(変更も可能)。
見開きページ
通常、印刷用の版下を作成する場合は、見開きページ構成で作成します。
印刷の場合、ノドと小口の余白(綴じ側と外側)が変わります。
ノド側は製本で綴るため、余白を多めに取らないと、詰まって読みにくくなったり、コンテンツが切れてしまうことがあります。
たとえば、ノドは20mmに対して小口は10mmなどのように余白を指定します。
また、ヘッダー(柱)を、左右ページで小口側に寄せるなど、右ページ、左ページでフォーマットを変えるのが普通です。
単ページ、見開きページともに、フォーマット作成段階で、サンプルを作成して、実際に印刷して仕上がり具合を確認してから実作業に臨むことが大切です。
株式会社 ワカール